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『解析兄の『ゆっくり創世記』』 7KB 考証 幻想郷 現代 独自設定 これから書く話の説明書的な はいどうも解析兄の『ゆっくり組成編成』を書いた人です。 解析兄は魔法使い、錬金術士じゃあない 幻想郷準拠 一人称オンリー 今回だけ原作キャラの記述あり いいか、外伝だ 気付いたけど、これシリーズ開始前のイントロダクション的作品だね 悪く言えば設定集 良く言っても設定集 俺設定爆発 虐分は雀の涙 それでも原作未プレイ 解析兄の『ゆっくり創世記』 神はある時こう言った。 「あー、たらふく餡子食べてー」 神は神ではなかった。ただの食い意地の張った錬金術士だった。 錬金術士はもともと錬金術士ですら無い、ただの化学者だった。 ふと思いつきで新薬を開発するほどには天才で、たびたび薬事法に引っかかるほどにはお馬鹿さんだった。 あるとき自分が作りたい薬がことごとく法律に引っかかるものであることに気がついた化学者は、 社会の暗部に移り住み、出資者を見つけて研究に没頭した。 しかし特に金にもならない薬にしか興味のない化学者には、そのうち誰も見向きもしなくなった。 表の社会から忘れられ、裏の世界からも必要のなくなった化学者は幻想郷に辿りついた。 それが偶然に偶然を重ねたものだったのか、それとも何者かの手が招いた必然だったのかは分からない。 しかし薬事法も税金も、みかじめ料もやくざものも、幻想郷にはない。 それでいて完全な状態で残された自然と、見たこともないキノコや薬草がある。 化学者は新たに錬金術士として幻想郷に降り立ったのだった。 と、言いたいところだが、実際はそんなに簡単なものではなかった。 夏は熱くてジメジメしているのに空調は無く、冬は雪すら降るのに暖炉も無い。 高品質な溶剤も劇薬も、あるいは純水を得るのにすら事欠く始末だ。 といって、もはや元の世界に戻る方法も分からない。 結局化学者は何一つ不自由ない不自由な世界から、何も無い不自由で自由な世界に来ただけだった。 それでも根性で不思議なキノコが生える森をさまよううちに出会った魔法使いに師事し、 短期間で簡単な魔法の基礎を学んだ。 魔法と化学を組み合わせた薬学に目処がつくに至り、錬金術士は魔法使いに別れを告げた。 化学者であった錬金術士にとって、魔法はあくまで薬を作る補助に過ぎなかったのだ。 空も飛べない程度の能力しか持たない錬金術士は、箒に乗って大砲を放つ魔法使いに心から感謝を言い、 そしてお互いにお互いを一ヶ月で忘れた。お互いに記憶を無くす薬を相手に仕込んだのだった。 錬金術士はしばらくすて山の中に小さなほったて小屋を作り、 日夜山野を駆け巡って素材を入手し、なぜか習得していた魔法と化学の複合で新薬を次々と産み出していった。 そんななかどうしても体が求めてしまうのが、幻想郷に来てからとうに諦めていた甘味であった。 別に小豆を育てて、そこから小豆餡を作ればいいと思うかもしれないが、世の中そんなに甘くない。 『おいしい』小豆餡を作るには渋抜きや皮を破かない繊細な火加減、そしてなによりも大量の砂糖が必須である。 人里では砂糖の代わりに塩を使った塩餡が一般的だが、錬金術士はそんなものを認めない。 白髪が出るほど悩んだ挙句、錬金術士はふと思いついた。 そうだ、全自動餡子製造機を作っちゃえばいいんだ。魔法で。 と。 そこからの錬金術士は速かった。 魔法で薬を精製する機構を改造し、有機物を放り込むと餡子を精製する物体を創りだした。 小茶椀くらいの球体にむしった雑草あたりを入れると、外側から徐々に餡子へ変換していくのだ。 餡子に対する執念はたった半年でそれを作り上げ、そして納得の行く味にするため、それから二年半を要した。 三年の間に何度も改良が施されたそれは、当初とはだいぶ姿を変えていた。 小茶椀くらいだった大きさは一抱えもある大きな球体になっており、 一度にたくさん変換できるとともに多くの餡子を収納できた。 ここに至り、ついに錬金術士はたらふく餡子を食べるという当初の目的を達成したのだった。 しかし物語はここで終わらない。 自分で有機物を放り込む作業に辟易し、全自動餡子製造機を自走型に改造したのだ。 動物のように走り回り、勝手に有機物を回収し、繁殖して数を増やす。 そうすれば山野を歩いて素材を集め、おもむろに餡子を食べることが出来る。 調子づいた錬金術士は顔を人間のように造形し、あまつさえ人間のように喋るよう改造した。 動物のように繁殖し、動物のように虫や草を食べる、人間のような饅頭は、ただ一言こう叫ぶように作られた。 「ゆっくりしていってね!」 山で出会った人をねぎらい、そして甘味を提供する。 自動で成長するし、自動で増えるからいくら食べてもまた食べられる。 最高だ。 錬金術士は本心からそう思った。 出来上がったそれに、錬金術士は「ゆっくり」という属名、「まりさ」という種名を与えた。 なぜか頭の中に浮かんだ顔と名前を使ったのだが、覚えにないので会ったことは無いのだろう。 人を小馬鹿にしたような顔で錬金術士を見つめるゆっくりまりさは、 どこかで見たような金髪にどこかで見たような魔女っ子帽子を被っていた。 なんとなくそうしたほうがしっくり来るような気がしたからだ。 しかし『まりさ』という和風の名前と、魔女っ子帽子と金髪とはつながらない。 きっと元の世界にいた時に見た漫画かなにかだろう。錬金術士はそう考えてすぐに忘れた。 それからは、こしあんが食べたくなればこしあん変換ゆっくりを作り、 雨や野生動物を避けるために小学生程度の知能を持たせ、あるいは経験を蓄積して子供に継承する機能をもたせた。 ついでに繁殖機能と経験蓄積機能の補助として群れを作り、魔法による遠隔会話で疎通を取れるようにもした。 共食いしないように死体と排泄物には嫌悪感を感じるように設定しなおした。 様々な拡張機能をつけるために、なんでも学べるために、自由な設計思想で次々と開発していった。 そしてふと気付いた。錬金術士は何のために幻想郷へ渡ってきたのか。 研究をするためであって餡子を作るためではない。 気付いてしまった錬金術士は、ゆっくりの開発を一切打ち切って再び薬に打ち込み始めた。 ゆっくりはそうして山野を駆け巡る甘味として、自然に溶けこんでいったのだった。 誰も管理するもののない、ひとつの魔法生物として。 (間) っていう話を考えてみた。 そんな話を聞かされてもって? いや、昨日風呂はいってたら思いついたから、村の若い衆に聞かせてみたくってさ。 ん? 幾つか質問があるって? どうぞどうぞ。 それってえーりんのことかって? 誰それ。 どっかの竹林にいる薬師さん? ふーん。まあ可能性はあるよね。 こしあんはゆっくりれいむかって? うん、そう考えてみた。 魔法使いの魔理沙とアリス、巫女の霊夢は仲がいいらしいから面識があったかもね。 だとするとゆっくりちぇんとかゆっくりぱちゅりーはおかしくないかって? そうだね。外世界人なら生クリームとかチョコクリームが欲しくなるとは思うけど、 さすがに面識が無ければ名前とか外面までは作れないだろうね。 旅をして出会ったかもしれないし、別の魔法使いが拡張したのかもしれない。 もしかしたらゆっくりの子孫が本人に出会ったことで、子供にその概念を複製したのかもしれない。 あすとろんとかおたべなさいはって? それが錬金術士っぽくていいかなと思って。 あー、でも、鉄よりガラスパウダーとかの方が実用性高いかなあ。フラスコとか欲しいし。 おたべなさいはさ、「いたいよ、やめてね」とか言われたら食べれないでしょ? 誰かが食べやすく改造したんじゃないかな。 言葉は誰が教えたか? 適当に走りまわってれば人に出会うだろうし、話を聞いたゆっくりが他のゆっくりに教えたのかもね。 行商の人によれば地方によって話し言葉が違うらしいし、その線は強いよね。 個人的に赤ちゃん言葉は傑作だと思うよ。 「にんげんさんはあまあまをよこしてからゆっくりしぬんだぜえ」 じゃあこの悪態と、性格の悪い学習力のないゆっくりは何かって? 俺の変な推論と一緒に肥やしにして、畑に埋めちゃえばいいんじゃないかな。 「せいかくがわるいのはじじいのほう……ゆぎゃああああああ!」 問答無用で畑の肥やしになるゆっくりまりさを見ながら思う。 これは無いわ、と。 [EOS]-End Of Story- 塩餡はいっぺん食べてみたい。 前作見れば分かるけど、自走型にしようとするとぎっちり餡子が詰まってる状態は無理がある。 羊羹、汁粉、羊羹(筋肉餡子、体液餡子、中枢餡子)の組み合わせが妥当か。 そうするとありすとかぱちゅりーにもそれを適用しなきゃいけないんだが、どうしよう。 うっかりガラスパウダーとかフラスコとか口走ってますが、幻想郷人は英語が分からないという設定です。 例にもれず解析兄もデスクワーカーに近いので、原作キャラ遭遇率は0%です。イベント絵マダー? ああ、この錬金術士、このあと出ないから。面倒だし性別も出してない。
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<第三十四回スレッド> 暇なんでドラフトでもやらないか http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livebase/1186756703/ <ルール説明> 投手は先発5人・中継ぎ3人、抑え1人 野手はDHありの9人 OB枠2人 外国人枠4人(野手4人、投手4人は×) <参加表明球団(指名順)> ハートビート ◆pjB/mjYYeU socks ◆/I0uQedyU2 帚星 ◆.KeelhfEtI BOSE ◆MiwC5cXT5M フライングパワーディスク ◆opQR6vix9c ガッキー ◆tr.t4dJfuU <指名表(1〜18巡)> ハートビートさん:カブレラ 金本 稲葉 阿部 多村 秋山 初芝 川崎 番長 勝 マイケル 黒木 小宮山 新垣 永井 加藤武 柳瀬 高須 socksさん:青木 斉藤和 堂上弟 黒田 涌井 松中 落合 岩瀬 成瀬 ズレ 前田 小嶋 クルーン 薮田 三瀬 渇 布 里崎 帚星さん:金城 スンヨプ モナ岡 久保田 岩隈 礒部 王 和田ワクチン 内海 工藤 清原 西口 高津 バース 石井弘 石井貴 江藤 小久保 BOSEさん:ドメ ガッツ 村田 古田 Rローズ 杉内 馬原 ノム 上原 二岡 川上 小林雅 スンスケ 高橋尻 和田禿 神園 谷 萩野 フラパワさん:ウッズ ローズ ラロッカ ラミレス 田淵 新井 パンダ 山崎 久 豊田 岡本 小林宏 セス 山本昌 石井一 平野佳 木塚 宇野 ガッキー:西岡 佐々木誠 セギ ナカダシュ 矢野 ジェフ 津田恒美 藤川 リン 桜井 ノリ 今江 サーセン 一場 福原 清水直 平田 辻内 <チーム(ドラフト指名順) > ハートビート ◆pjB/mjYYeU ID Q9wh/YZF 8秋山 6川� 9稲葉 3カブレラ DH金本 7多村 5初芝 2阿部 4高須 先発:三浦、小宮山、黒木、新垣、永井 中継ぎ:武田勝、加藤武、柳瀬 抑え:マイケル socks ◆/I0uQedyU2 ID WDMyurMp 1.(中)青木 2.(遊)堂上弟 3.(左)張本 4.(三)落合博 5.(一)松中 6.(DH)ズレータ 7.(右)前田 8.(二)シーツ 9.(捕)里崎 先発 斉藤和・黒田・涌井・成瀬・小嶋 中継 クルーン・薮田・三瀬 抑え 岩瀬 帚星 ◆.KeelhfEtI ID DNUMYhik 1 金城 (中) 2 磯部 (捕) 3 今岡 (遊) 4 清原 (指) 5 バース (右) 6 王 (一) 7 スン (左) 8 小久保 (二) 9 江藤 (三) 先発 :岩隈 内海 和田 工藤 西口 中継ぎ:久保田 石井弘 高津 抑え :石井貴 BOSE ◆MiwC5cXT5M ID u9fXCaT8 8ドメ 5村田 3小笠原 DHノム 4Rローズ 9和田一 6二岡 2古田 7谷 1杉内 2上原 3高橋尚 4川上 5渡辺俊介 荻野 ビハインドでも 上園 リード時 コバマサ 中継ぎエース 馬原 守護神 フライングパワーディスク ◆opQR6vix9c ID IRGD/UQr 1.高橋由・センター 2.宇野・ショート 3.田渕・キャッチャー 4.新井・サード 5.山崎武・DH 6.ウッズ・ファースト 7.ローズ・ライト 8.ラミレス・レフト 9.ラロッカ・セカンド 先発:小林宏・山本昌・平井佳・石井一・グライシンガー 中継ぎ:木塚・岡本真・武田久 抑え:豊田 ガッキー ◆tr.t4dJfuU ID gmLA5RtK 1佐々木8 2TSUTAYA4 3桜井7 4リン3 5中村6 6セギノールD 7平田9 8矢野2 9今江5 先発 ダル、田中、一場、福原、清水直 中継ぎ 藤川、ジェフ、辻内 抑え 津田 <シミュレーションの結果> 1位BOSEさん 87勝52敗1分 2位フラパワさん 75勝64敗1分 3位ガッキー 70勝69敗1分 4位帚星さん 65勝75敗 5位ハートビートさん 60勝78敗2分 6位socksさん 59勝78敗3分 <個人タイトルトップ3(野手)> 打率 1位.370PANDA (フラパワ) 2位.359礒部 (帚星) 3位.355落合 (socks) ※金城.346※青木.323 本塁打 1位45山崎 (フラパワ) 2位43村田 (BOSE) 3位37新井 (フラパワ) ※王19w※バース31 打点 1位138村田 (BOSE) 2位136リン (ガッキー) 3位130今岡 (帚星) 盗塁 1位39佐々木 (ガッキー) 2位36西岡 (ガッキー) 3位35青木 (socks) <個人タイトルトップ3(投手)> 防御率 1位4.91新垣 (ハートビート) 2位5.32ダルビッシュ有 (ガッキー) 3位5.35田中 (ガッキー) 勝ち 1位16コバロリ (フラパワ) 2位15川上 (BOSE) 3位14上原 (BOSE) 三振 1位99田中 (ガッキー) 99一場 (ガッキー) 3位85久保田 (帚星) ホールド 1位27久保田 (帚星) 2位25神園 (BOSE) 3位20ジェフ (ガッキー) セーブ 1位42津田 (ガッキー) 2位40馬原 (BOSE) 40豊田 (フラパワ) <おまけ> 570 :ハートビート ◆pjB/mjYYeU :2007/08/11(土) 05 11 40.30 ID Q9wh/YZF 5位ハートビートさん 60勝78敗2分 対フラパワさん 14勝14敗 対ガッキー 13勝15敗 対帚星さん 16勝12敗 対socksさん 13勝13敗2分 (ここまで貯金+2 ) 対BOSEさん 4勝24敗 (ここまで貯金-18 ) テラいじめられっ子wwwww <最後に> ガッキーさん、ペナントシミュレーション、ありがとうございました。
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ーーー藍ピ区ーーー やっとの思いで藍ピ区へとたどり着いたカルノス達。村は見ただけでも、魔王の被害を受けていることが分かる。 魔王の場所へと近づいている証拠だろうか、進むにつれ村の被害が大きくなっている。残された時間は少ないようだ。 とりあえず村の中で休む、確かに急ぐ必要もあるが、疲労により倒れるということは避けたい。 「次はどこに行くっす?」 「次はオリピ区だな…どうやら勇者オリマーから名前が来ているらしい」 勇者オリマー…その名を知らぬ者はいない。ルーイそしてチャチョーとともに、悪から世界を守った人物だ。 だが、あまりも古い伝説なので、なんの悪かは分からない。魔王のことかもしれないし、ただ単に盗賊団を滅ぼしただけかもしれない。 次の目的地、オリピ区はそのオリマーから名前をとっている。オリマーの家があった場所と記されている。 さて、カルノス達も十分に休み、出発する気になったらしい。早速オリピ区へ行くため出口へと向かう。だが何故かそこには人の集まりが… 「どうしたんです?」 カルノスの問いにこう答える 「実は、村人の少年が魔王を倒すと言って、水源へと行ってしまったんだ」 どうやらカルノス達と目的が同じ人物がいるようだ。人の集団をかき分け、その水源へと向かう。 ーーー名も無き水源ーーー 水源へとたどり着くと、流砂の洞窟と同じように足が重くなる。水と土が混ざった地面に足が沈む。 必死な思いでたどり着いたのは、水分が無くなった場所…やっと普通の地面に立つことが出来た。 辺りを見渡すと、かすかになにかが見える。向こうのほう、約300M離れた場所だろうか、人と化け物が見える。 まさかと思い、急いでその場所へと向かう。全員の予想は的中、藍ピ区から旅立った少年かと思われる人物が化け物と戦っていた。 ここからした 遣いの存在 27体 神7体 創造主1体 「神様が何をやってるんだよ!」 確かにそう聞こえた、どうやら敵は化け物ではなく、洗脳された神のようだ。 「フォノラゼ!」 「ボルラゼ!」 巨大な火炎弾とまぶしい雷が神を直撃。少年もなにが起きたか分からないようだ。 「お前らは誰だ?」 「俺達は旅人さ、ついでにお前の手助けするぜ」 「それはありがたい。奴の力は異常だ…」 「わかってる、もう大丈夫だ。名前は?」 「わしは鏡神」 「OKとりあえず攻撃し、敵の攻撃をよければ大丈夫だ。」 それだけカルノスは言い、それを合図かのように全員が別々のほうへと動く。 神と思われる敵は、2足歩行で緑とオレンジの体色。人間によく似ている。 「風読み…敵は北の方角にいるものを狙ってるぞ」 「って!それオレじゃねいか!くそ影になるかぁ」 新屋の忠告をベルリッツは素直に聞き、影に身を潜める。敵も相手の動きに惑わされているようだ。 「敵は攻撃をやめた…次は南東だな」 「おいらかーい。よし、やってやろうじゃないの」 「おい子供1人じゃ難しいんじゃないのか?」 「おれっちも手伝うっす」 おうは攻撃の態勢に入る。そこへ人識、かっちーが来る。この3人は一行に珍しい打撃攻撃型だ。 そのてめすぐには攻撃は出来ない。その代わり3人であわせて攻撃さえすれば敵は1発で倒せるかもしれない。それが神であろうと。 戦闘を早く終わらせるため遠距離攻撃を他の仲間が仕掛け3人に攻撃のチャンスを与える 「俺の歌をきけぇえええええ!」 「ウォラゼ!」 「バクラゼ!」 「ボルラゼ!」 音、水、爆、雷の力を受け、敵が怯む。どうやら今がチャンスのようだ。 おう、人識、かっちーはお互いに目で合図を送り、敵へと走り出す。敵が怯んでいる今しか攻撃のチャンスはない。 「ロクラゼ!」 「特攻!」 「ブレイブソード!」 敵へと勢いよく走る…そして攻撃を仕掛けたそのときだった。敵が目を開け3人をにらみつける。 3人は既に攻撃を仕掛けている、勢いに任せた攻撃をとめることがなかなか出来ない。敵は既に攻撃態勢、しかし自分達は地面へと転んでいた。 敵が腕を振り上げ、手に集めたエネルギーを発射しようとしている。あまりの光景に目を瞑る。 「リフレクション!」 鏡神が現われ3人の目の前に光の壁を作った。敵は攻撃をしエネルギー弾を発射したが…3人にダメージはない。 瞑っていた目を開けると目の前には、苦しんでいる敵がいた。光の壁には攻撃を跳ね返す効果があるようだ。 「攻撃が全てじゃないんだよ?自分で自分を傷つけてしまったようだな…」 「…わた…し…は?」 「どうやら目を覚ましたようだぞ」 「少年少女よすまなかったな。どうやら私は魔王に取り付かれたようだな。正気を取り戻してくれてお礼を言うぞ」 「どういてしまして…そういやお前はなんの神だい?」 「私か…私は宇宙の神キシスだ」 宇宙の神キシス…宇宙を作り上げた神だ。といっても1人で作ったわけではない。その中心となっただけだ。 日々宇宙のバランスを保っている神だが、この神も魔王の力に敗れたようだ。 「なんと既に、レウザとラドンは正気を取り戻したのか…じゃあとは4人か…」 「4人って神ってそんなに多いのか」 「そうだカルノス。あとアルガ、ルキア、オウガ、ギラナがいる。多分そいつらもやられているだろう」 「じゃキシスお前の力を貸してくれよ」 「すまぬ。私も今起きたばかりだ。それに本当の力はアルスを中心に7の神が集まる必要がある」 「アルスは特別なのか?」 「ああそうだ。アルスは7の神には入らない。その上だ…全てを創った創造主というべきか…」 「なるほどねぇ…簡単には行かないか…」 がっかりしたカルノスを心配そうに見るキシス…だがキシスにもすることがある。 申し訳なさそうに、空へと飛んでいく…それを見守るカルノス以外の一行。そこへ鏡神がカルノスに話しかける 「どうやらわしはお前達と同じ目的があるようだ。付いていってもいいか?」 「お、おう!よろしく頼むぜ!」 どうやらカルノスもいつもを取り戻したようだ。鏡神を仲間にしたカルノス達は、名も無き水源をあとにし、次の道を進み始めた。
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<第三十九回スレッド> 暇ドラ http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livebase/1187964755/ <ルール説明> 投手5/3/1 野手9人 外国人枠4 <参加表明球団(指名順)> 1 ズーバー ◆dqVzDvT5pM 2 神経性胃炎 ◆nWN2jhwcfg 3 柿 ◆FqEqkKI.eg 4 土曜 ◆Hk3KPdNU/A 5 豆 ◆6ugo5z.Z0c 6 d ◆yx5fmgNf9c <指名表(1〜18巡)> ※ズーバーさん:斉藤和.岩瀬.マイケル中村.新庄.稲葉.宮本(ヤ).岡本(中).荒木.村田(横).加藤武.リグス.三浦(横).武田勝. 英智.ガトームソン.相川.石井一.ベニー ※胃炎さん:福留.ジェフウィリアムス.小笠原道.西岡.今江.古田.大村.赤星.上原(巨).涌井.フェルナンデス(楽).岩隈.山本昌. 内海.平井.鳥谷.小倉.吉武 ※柿さん:青木(ヤ).藤川.黒田(広).里崎.新井(広).川崎(ソ).シーツ.和田(ソ).薮田.ラミレス.森本(日).渡辺俊.西口.久保田.デイビー.栗原.嶋(広).五十嵐 ※土曜さん:ウッズ.カブレラ.八木.ラロッカ.井川.武田久.谷繁.永川.新垣.和田(西).木塚.前田智.安藤.小久保.高須.小林雅.佐藤充.鈴木(巨) ※豆さん:松坂大.福原.李(巨).岩村.矢野(神).二岡.金本(神).松中.岡島.片岡(西).濱中.朝倉.清水直.林(巨).高津.平野佳.クルーン.アレックス ※dさん:川上.井端.ダルビッシュ.馬原.阿部(巨).ズレータ.小林宏.多村.吉村.中島(西).石井弘.礒部.杉内.田中賢.高橋由.三井.藤岡.中田 <チーム(ドラフト指名順) > ズーバー ◆dqVzDvT5pM ID 8LC5Eghg (日ハム) 1 二 荒木 2 遊 宮本 3 右 稲葉 4 指 ベニー 5 一 リグス 6 三 村田 7 中 SHINJO 8 左 英智 9 捕 相川 先:斉藤和・三浦・武田勝・ガトームソン・石井一 中:加藤・マイケル・岡本 抑:岩瀬 神経性胃炎 ◆nWN2jhwcfg ID lGGoSRSV (西武) 1 左 大村 2 二 西岡 3 右 福留 4 一 小笠原 5 三 今江 6 指 フェルナンデス 7 遊 鳥谷 8 中 赤星 9 捕 古田 先:上原・涌井・岩隈・山本昌・内海 中:平井・小倉・吉武 抑:ジェフ 柿 ◆FqEqkKI.eg ID hJWvCGSx (ソフトバンク) 1 中 青木 2 遊 川崎 3 二 シーツ 4 三 新井 5 左 ラミレス 6 指 嶋 7 捕 里崎 8 一 栗原 9 左 森本 先:黒田・和田・西口・デイビー・渡辺俊 中:薮田・久保田・五十嵐 抑:藤川 ※森本とラミレスの守備位置は柿さんの書き込みを元にしている為 正しい守備位置は不明 土曜 ◆Hk3KPdNU/A ID ZEOYNr05 (ロッテ) 1 中 鈴木 2 左 和田 3 一 ウッズ 4 指 カブレラ 5 二 ラロッカ 6 三 小久保 7 右 前田 8 捕 谷繁 9 遊 高須 先:八木・井川・新垣・安藤・佐藤充 中:武田久・木塚・小林雅 抑:永川 豆 ◆6ugo5z.Z0c ID v3k4IC7D (オリックス) 1 右 濱中 2 二 片岡 3 三 岩村 4 一 李 5 指 松中 6 左 金本 7 遊 二岡 8 中 アレックス 9 捕 矢野 先:松坂・福原・朝倉・清水直・平野 中:岡島・林・クルーン 抑:高津 d ◆yx5fmgNf9c ID Lohi0wq5 (楽天) 1 左 高橋由 2 三 中島 3 捕 阿部 4 指 ズレータ 5 中 多村 6 一 吉村 7 右 礒部 8 遊 井端 9 二 田中賢 先:川上・ダルビッシュ・小林宏・杉内・中田 中:藤岡・石井・三井 抑:馬原 <シミュレーションの結果> 1位 胃炎 82勝55負3分 .598 得点610失点573盗塁122 2位 豆さん 80勝57負3分 .583 得点697失点551盗塁65 3位 柿さん 67勝72負1分 .482 得点552失点634盗塁81 4位 土曜さん 65勝74負1分 .467 得点570失点623盗塁59 5位 dさん 63勝75負2分 .456 得点591失点603盗塁66 6位 ズーバーさん 56勝80負4分 .411 得点573失点609盗塁84 <個人タイトルトップ3(野手)> 打率 1位 .346 宮本 (ズーバー) 2位 .344 福留 (胃炎) 3位 .341 カブレラ (土曜) ホームラン 1位 47 ウッズ (土曜) 2位 45 李 (豆) 3位 42 フェルナンデス (胃炎) 打点 1位 138 李 (豆) 2位 119 福留 (胃炎) 3位 118 ウッズ (土曜) <個人タイトルトップ3(投手)> 防御率 1位 1.80 吉武 (胃炎) 1位 1.80 黒田 (柿) 3位 2.68 松坂 (豆) 勝ち 1位 16 小倉 (胃炎) 2位 14 松坂 (豆) 3位 13 涌井 (胃炎) セーブ 1位 35 ウィリアムス (胃炎) 2位 32 藤川 (柿) 3位 27 馬原 (d) <ベストナイン> 投 吉武 (胃炎) 一 李 (豆) 二 片岡 (豆) 三 岩村 (豆) 遊 二岡 (豆) 外 福留 (胃炎) 外 稲葉 (ズーバー) 外 アレックス (豆) ※捕手は不明 <ゴールデングラブ> 投 小林雅 (土曜) 捕 谷繁 (土曜) 一 小笠原 (胃炎) 二 田中賢 (d) 三 今江 (胃炎) 遊 井端 (d) 外 アレックス (豆) 外 青木 (柿) 外 新庄 (ズーバー) <おまけ> 失策 1位 20 新井 (柿) 2位 19 李 (豆) 3位 15 片岡 (豆) <最後に> 今回は豆さんのパワプロ13決定版使用 シミュレーションの神:豆さんありがとうございました
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コヨリ(以下コヨ):来な、ケイイチ。 ケイイチ(以下ケイ):本気でいくぞ!!! マナ:けんちゃん頑張れー! ケイ:はい! ケイ:チャーシュー ケイ:メーン! ケイ:じゃま!!!!!! B子:ねえコヨリ… コヨ:あーあの子かー B子:最近よく一緒に居るよね。 コヨ:入学当初は明るい性格だったんだけど コヨ:なんでも、合宿の時に頭を怪我しちゃって コヨ:それ以来妙に無口になっちゃったんだって。 コヨ:でもコウスケにはそれが魅力的に見えたみたい。 B子:コヨリってコウスケと付き合ってるの…? コヨ:なんで? B子:いや、なんでって言うか… B子:入学した時から一緒にいるしさー…。 コヨ:ただなんとなくよ。 B子:なんとなくでよくあんなのと一緒に居れるね。 審判:Cチームの勝ち。 マナ:やったー!!!! コヨ:そういうのが大事なのよ… コヨ:私の人生の場合はね… ナオヤ(以下ナオ):武器だ… ナオ:あの左目と右腕さえ壊せば… ナオ:僕らの勝ち… ナオ:B子ー!!! B子:えっ B子:きゃああぁぁぁ!!!! B子:あぁぁあぁぁぁあぁぁぁ!!!! ナオ:……。 ナオ:B子ー!!! B子:え… B子:わっ ナオ:!!! B子:あれ? B子:(……) ナオ:ややこい話だけどこいつは力を与えるために ナオ:学校中に死ぬ「きっかけ」をばらまいとった訳だ。 ナオ:! ナオ:(もしや…) ナオ:(僕らの能力…) ケイ:合宿の時、頭ケガした子が居たろ… ケイ:テンペストを盗んだのはあの子だった。 ケイ:解離性同一性障害とか言うやつらしい。 ケイ:現場に遺体があったよ… ケイ:「銃殺」されてた… B子:………。 B子:コヨリ… ナオ:!! B子:何で私を選んだのか解らない知らないけど B子:私を「生かす」為に「殺した」なら B子:私はその気持ちに応えて B子:全力であなたを倒す!!!! B子:きゃああぁぁぁああ!!!! ナオ:(謎が解けたわ…) ナオ:(「天敵」には二度と殺されないってか…) B子:何で効いたの?! ナオ:奴の性質を説明してる暇はない! ナオ:とにかく撃て!! ナオ:それで僕らの勝ちだ!!! ナオ:(いけるか?!) ナオ:げ… B子:うわぁあ何これぇええ!!!! ナ:いって!!! B:きゃあぁああぁぁああぁああ!!!! ナオ:B子!!!! ナオ:!!!! ナオ:やっ… B子:あ!! ナオ:(か…) ナオ:(勝った…) ナオ:………。 B子:……。 B子:YESかNOで。 コヨ:“あーあー” コヨ:“お、やっと喋れた” B子:コヨリ… B子:……。 コヨ:“何て言うか…” コヨ:“はは…” ナオ:最後に言っておくけど… ナオ:僕らはお前を恨んだりしないよ。 ナオ:お前は色んな奴を殺してきたかもしれないけど ナオ:その意思もどっかの誰かさんが作ったもんなんだろ? ナオ:お前のせいじゃねぇよ…。 コヨ:“全く” コヨ:“いいやつらなんだもんなー…” コヨ:“お蔭でいい人生[一年間]だったよ” ナオ:B子… B子:コヨリ… B子:ごめんね… コヨ:“!” コヨ:“……” コヨ:“いいって…” マサカズ:ナオヤ携帯出んのぅ。 ケイ:……。 ナオ:“なに?” ケイ:ナオヤか?! ケイ:“今すぐ学校の人達を避難させてくれ!!” ケイ:“ホウオウグループが何かしらの手を…” ケイ:“いや、ホウオウグループってのは…” ナオ:あー、なんとかなったけぇ。 タカユキ:ナオヤ、そっちにモコ来てねぇ? ナオ:モコ? ナオ:コウスケなら横で死んでるぜ。 ケイ:! ケイ:……。 ナ:かわろうか? ケイ:えっ? ナオ:ほいよ コウスケ(以下モコ):おお、ケイ君か B子:あんたはホントにいっつもいっつも! B子:何でびみょ―に遅いのよ! B子:私が死んでから来てどーすんのよアホ!!! B子:コヨリに引導も渡せずにさー! モコ:すまんけどなるべく早く来てくれんか? モコ:て言うか俺だって色々あったんだから考えろや! B子:私だって色々あったのよ!! モコ:いやいつもお前の都合考えてる訳じゃねーし別に! B子:なにそれひどッ!!! B子:あんた周りの女子とかどーでもよかった訳?! モコ:“お前らが勝手についてくるんだろうが!” ナオ:“二人とも元気だな…” ケイ:今、そっちに行くよ! 第二十九話「ニセモノノウソ」← ナイアナ本編字幕集 →第三十一話「サイカイ」
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「超機動戦記ローゼンガンダム 第三十二話 片翼の天使」 戦場は激戦を極めていた。空の至る所で光が輝き、そして赤い炎が灯る。 「ピチカート起動!ホーリエ、エネルギーチャージ!!目標、前方敵艦!!」 サクラダに襲い掛かるミサイルは自動迎撃システムのレーザーによって撃ち落される。 「主砲、エネルギーチャージ完了です!射線上に味方機はありません!」 巴の声が艦内に響く。JUMも声を張り上げる。 「よぉし!ホーリエ、薙ぎ払ええええええええ!!!」 サクラダ中央に搭載されている主砲が赤い砲撃を繰り出す。 不幸にも射線軸にいたアリスの機体はその砲撃に飲み込まれ、同様に標的だったディアーズも 光の中に消えていった。 「いい調子だな、JUM!」 金色の機体、スーパーサイヤジンに乗ったべジータが声をかける。 「お前こそ、調子に乗って死ぬんじゃないぞ?」 ベジータは自分に向かって撃たれたビームに手をかざす。腕部内臓Iフィールドバリアがそのビームをかき消す。 「はっ!俺を誰だと思ってるんだ?SAIYAのべジータだぜ?」 迫り来るバーズの攻撃をかわし、強力な蹴りをかます。吹き飛んだバーズに向けて銃器を向ける。 「喰らいやがれ!ギャリック砲!!!」 大口径超高インパクト砲ギャリック砲。その銃弾は近くの機体を巻き込んでいく。 「ははっ、あいつ張り切ってやがるな。よぉし、僕らもいくぞ!レンピカ、スィドリーム照準! ターゲット正面!砲撃を開始しろ!!」 サクラダの右舷と左舷から2連装の副砲が放たれる。戦いはまだ、始まったばかりだ。 「はぁああああ!!!」 「ふぬうううんん!!!」 ガインと刃がぶつかり合う。その度に火花は散り、尚も武器を打ち付けあう。 片方は、漆黒の翼を持ち、魔剣を冠する剣ダインスレイブを持ち。もう片方は血で染め上げたような 真っ赤な機体に同じように真っ赤な魔槍ゲイボルグを持っている。 「これならどうだい!?」 赤い機体、プラムがホーミングミサイルを放つ。普通のより追尾がしつこそうなミサイルが飛び交う。 「あらぁ、何回やっても私には無駄よぉ、おばかさぁん。」 漆黒の機体、スイギントウが背部から羽のようなミサイル、フェザーファンネルを放ち、ホーミングミサイルを 全て撃墜させる。 「あはははっ、さすがだね。この前僕を邪魔したクソガキとは大違いだよ・・・ふふふっ・・・思い出すだけで ムカツクなぁ・・・僕があのクソガキに止めをさしてその苦悶に満ちた表情をあざ笑って握りつぶして やりたかったのにねぇ!!」 梅岡の顔が狂気に歪んでくる。 「・・・雛苺の事かしらぁ?だったら・・・水銀燈があんたの汚い顔を苦悶に満ちた顔で握りつぶすわ!」 翼を広げ、高速で接近し、剣を振るう。プラムは槍の柄で受け止め反撃の機会を伺う。 スイギントウの連撃は止まる気配がない。 「あんたがあの子を殺した・・・あんたが・・・あんたがああああ!!!」 「おや、思ったより激情家な天使さんだね。いいよ、その顔・・・凄くいい・・・僕の中の性欲が その顔を歪めたいと暴れてる・・・あははははははは!!!」 プラムの槍が強く弾き、そのまま攻勢に転じる。しかし、水銀燈も負けじと剣を振るう。 「分かるかい、天使さん!?僕にとって死の顔とはこれ以上ない至福なんだよ!特に、絶望に駆られた顔 は最高だね!そう・・・桜田のクラスメイト達のようにねぇ・・・」 ぺロリと梅岡が舌なめずりをする。 「・・・まさか・・・・」 「そう、僕がこの手で殺したよ!最高だったよ、天使さん!?信じてた者にあっさり殺される顔の絶望感は! 僕は何回もイッタよ!ああ、以前桜田にビデオ送ったろ?実はさぁ・・・アレ、僕が殺す寸前に撮ったんだよ。」 水銀燈は思い出す。JUMが見たという短かった学生時代の友人達のビデオ。それは、恐怖に怯え、 JUMに助けを求めてるなんとも胸糞悪くなる奴だ。 「うふふふふふ!!僕がねぇ・・・これは後で桜田に見せるんだといったら、最高の顔でタスケテタスケテ ってさぁ!!あああああーーーーッはははははははははは!!!」 「あんたぁ・・・心底腐ってるわね・・・」 水銀燈が完全に侮蔑の目を向ける。しかし、それすら梅岡は快感に変えている様子だ。 「いいよぉ、その顔・・・まぁ、殺したのは僕がせっかくアリスの素晴らしさを説いてあげてるのに 一向に理解する様子がなくてね。おかしいよねぇ、学生の時は先生の教える事はちゃんと聞いたのに。 先生の言う事聞かない奴は・・・お仕置き。当然だよねぇええええ!!」 プラムがダブルビームライフルを連射する。スイギントウは回避しながら、厳しいものはその翼を広げて 防御する。拡散されたビームが羽のように舞い散る。 「だったらぁ・・・あんたみたいな人の道を外れたおばかさんはぁ・・・水銀燈がお仕置きしたげるわぁ! あんたの死を持ってね!!」 「いいよぉ、すっごくいい・・・ああ、僕イッチゃいそうだよ・・・心配しないでね。天使さんは僕はゆっくり じっくり、その美しい顔の歪むのを見ながら殺してあげるからさぁ。」 再び刃がぶつかり合う。そして、スイギントウはそのまま機体を半回転させ、その漆黒の翼を プラムにぶつけようとする。そのうごきが予想外だったのかプラムは右足をもぎ取られる。 「そのまま死ぬ?おばかさぁん。」 「なにぃ!!てめぇ・・・人が大人しくしてりゃつけあがりやがって・・・」 「いいじゃない、その顔。いい加減、人の皮をかぶるの止めたら?あんたは最早人じゃない。 ただの悪魔よ。」 水銀燈が冷たい目を梅岡に向ける。梅岡の顔が完全に狂気に滲んだ。 「ぎゃはははっは!そいつはいいな!だがなぁ、俺は自分でニックネームは決めてあんだよぉお!」 「あら、悪魔か変態教師じゃご不満かしら?」 梅岡の顔の筋肉のいたるところが不規則にピクピクと引きつる。 「ああ。俺には『快楽殺人者』ってぇいかしたのがあるんでねぇ!てめえも俺の快楽に飲まれるかぁ!?」 さっきより遥かに激しい殺気を込めた槍の一撃がスイギントウを襲う。しかし、スイギントウだって負けては いない。激しい攻撃をダインスレイブで受け止め、反撃を狙う。 「俺はな!アリスがどんな世界を作ろうが関係ないんだよ!ただ、人を殺せりゃそれでいいんだ! アリスはそれを許可している。素晴らしいだろおがよぉ!?」 尚も激しく打ち合う二機。その激しさは増す一方だ。 「下らない。あんた、心臓の芯から腐ってるわねぇ・・・」 「心臓かぁ・・・そうだ、いい事教えてやるよ天使さん。このゲイボルグってのはよぉ・・・」 プラムが少し後退し、槍を引き絞るように構え・・・ 「元々は投擲の武器なんだよぉおお!!」 「なっ!?」 そして、投げた。唸りを上げ飛んでいく魔槍。意表をついた攻撃にスイギントウは回避できず・・・ 槍は左胸を貫通し、その左の翼をも奪った。 「うわああああああ!??」 コクピットに大きな衝撃が走る。ダメージが大きい。コクピットは外れてはいるが・・・ 「ひゃっはああ!!いいぜぇ、その顔!!イキそうだぜぇ!!」 プラムがさらに急速接近し、左胸を貫いて刺さっているゲイボルグを手に取り、振り払う。 「がっ!!っく・・・・左腕が・・・」 スイギントウの左腕は完全に消失し、左の翼の発生装置も大破している。 恐らく、ファンネルも半分しか射出できないだろう。 「いい!これは美しいな!俺は天使の翼を捥いだんだ!! だが・・・片翼を捥がれた天使は落ちるしかないんじゃないかぁ?」 梅岡にとって、天使の翼を捥いだのは相当な刺激だったのかもしれない。天使とは美しく高貴な 存在。それは理性をなくした梅岡にも存在する感情だった。そして、その天使の翼を自分は 奪った。その感覚が、歓喜が、彼を支配していた。 もし、スイギントウに翼が無ければ、彼は一気にコクピットを潰していたかもしれない。 それをしなかったのは、自ら快楽殺人者と名乗り、理性の壊れた男が抱いていた ほんの少しの幻想。そして、彼は愚かにもその幻想に抱かれて死ぬ事になるのだった。 「おばかさぁん・・・・」 それが、彼が最後に聞いた言葉だった。彼は、確かに天使の片翼を奪った。 だが・・・奪ったのは片翼に過ぎないのだ。 彼は、漆黒の翼に抱かれその身を真っ二つに割られ絶命した。 「な・・・・なぜ・・・・」 彼は薄れ行く意識の中で思った。自分は天使の翼を奪った・・・なのに・・・なぜ飛べる?なぜ・・・戦える・・・ なんて事は無かった。確かにスイギントウは左の翼を潰された。しかし、そこで何故か立ち止まったプラムに 残った右の翼を展開し、そのまま機体を回転させ翼をぶつけた。ただ、それだけだったのだ。 「貴方ったら、ほんとにほんとにおばかさん・・・」 真っ二つになったプラムを見ながら水銀燈がつぶやく。そして、数秒後、その機体は爆炎をあげた。 「私は初めて会ったとき言ったはずよぉ・・・天使なんかじゃない・・・てね・・・」 水銀燈はそれだけ言うと、プラムに振り返ることなく戦場を見る。 全ては梅岡が抱いた幻想。片翼の天使は飛べない・・・その幻想が自分自身を殺したのだ。 左腕はない。翼も片方しかない。だからって、戦いをやめるわけにはいかない。 再び戦場へ飛び立つ漆黒の機体。その姿は美しくまるで、片翼の天使のようだった。 次回予告 変態梅岡を倒した水銀燈。しかし、戦いは未だに続いている。 槐と対峙する雪華綺晶。戦ううちに槐の口から信じられない言葉を聞く。果たして、その内容とは。 そして、二人の因縁の戦いはどちらが制すのか・・・ 次回、超機動戦記ローゼンガンダム 神になろうとした男 その野望、打ち砕け雪華綺晶!
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TVアニメ『未来日記』2chスレQ&Aまとめウィキ TVアニメ 『未来日記』の2ch本スレ内で多かったQ&A、テンプレなどをまとめたwikiです 誰でも編集可能ですが、下記の点を守ってください 誹謗中傷となるような編集をしない 最新情報 2016/09/05 『パチスロ 未来日記』 が全国のホールにて稼働。 未来日記とは? 角川書店 『月刊少年エース』 2006年3月号から2011年2月号 (2006年1月から2010年12月) まで掲載された漫画作品。 作者は 『花子と寓話のテラー (全4巻、2004 ‐ 2005)』『ビッグオーダー (全10巻、2011 ‐ 2016)』 等の えすのサカエ。 ジャンルは、ロー・ファンタジー、サバイバル・サスペンス。全12巻 + 外伝3巻。同名のTV番組の企画とは一切関係はない。 『ニコニコ静画』で第1話が試し読み可。 2011年10月から2012年4月、チバテレビなど地方U局でTVアニメ化、2クール全26話。Blu-Ray及びDVD、全9巻。 映像ソフトの購入・レンタル以外でも、『ニコニコ動画』『バンダイチャンネル』 にて有料配信中。 (第1話は無料。各話210円。1ヶ月見放題の全話パック3,700円も有) ※ ネタバレ回避のため、初見の場合はコメント非表示を推奨 2012年4月からオリジナルストーリーの深夜ドラマ 『未来日記 ‐ANOTHER:WORLD‐』 がフジテレビ系列局にて放送された、全11話。 10月5日よりDVDレンタル開始、全6巻。動画サイト 『フジテレビオンデマンド』 にて有料配信されていた (各話300円、8日間見放題。1500円で期間内見放題もあり。現在は公開終了)。 また、同枠内で、提供の日産自動車が販売している電気カー 『日産・リーフ』 とのコラボCM 『Nissan LEAF × 未来日記』 も放送された。 簡易あらすじ (原作漫画、TVアニメ版) 中学2年生・天野雪輝は、ある日、自分の未来のことが記述された携帯日記 『未来日記』 を神から授かる。 日記の未来予知を駆使して日常を謳歌する雪輝だが、突如予知される自身が何者かに殺される未来と、DEAD ENDという死を宣告する一文。 そして背後から現れたストーカー少女・我妻由乃。「それはもちろん、あなたの未来よ」 という彼女は、自身も同様に未来日記を所持していると明かす。 12人の未来日記所有者による、最後の1人になるまで殺し合うサバイバルゲームの始まりだった。 簡易あらすじ (TVドラマ版) 大学3年生・星野新太 (岡田将生) は、ある日、自分の未来のことが記述された携帯電話アプリ 『未来日記』 を手に入れる。 「あっくんの未来は私のモノ」 という謎のストーカー少女・古崎由乃 (剛力彩芽) に追い回されつつ、日記の未来予知を駆使して日常を謳歌する新太。 だが、突如予知される自身が何者かに殺される未来と、DEAD ENDという死を宣告する一文。そして、街を騒がすアイスピックの通り魔犯。 7人の未来日記所有者による、最後の1人になるまで殺し合うサバイバルゲームの始まりだった。 同原作者の他作品 花子と寓話のテラー ベッドの下の男、口裂け女、人面魚、テケテケ、etc・・・、寓話=都市伝説に関する事件を専門に扱う亜想探偵事務所が舞台。 都市伝説 『100回続けてシャックリをすると死ぬ』 に取り憑かれた所長 “寓話探偵” 亜想大介、借金返済のために同事務所でアシスタントをする平沼カナエ、 開発した電子機器を使いこなして寓話探偵をサポートする “寓話” トイレの花子さんの3名による、都市伝説サスペンス。全4巻、完全版全3巻。 ビッグオーダー 10年前に “世界の滅亡” を願い、万物全てを支配する能力 “拘束する支配者” を手に入れた高校生・星宮エイジは、 エイジの願いにより起こった大災害で家族を失い、復讐のため彼の命を狙ってやってきた少女・紅鈴を、アクシデントから支配して自身の恋人としてしまう。 九州独立軍のリーダーであるエイジ、復讐の相手と恋人関係になってしまった鈴、願望を能力にする 『オーダー』 たちによる、天草市から始まる日本国盗り物語。